模型部「第4回ユース・モデリング・コンテスト豊橋」でベストチームワーク賞を受賞
2025.01.22
このたび中高模型部は、1月18日(土)・19日(日)に愛知県豊橋市で開催された「第4回ユース・モデリング・コンテスト豊橋」(ユーモ豊橋)に参加し、「ベストチームワーク賞」を受賞しました。ユーモ豊橋は、全国の高等学校(中高一貫校を含む)と高等専門学校のチームが自由な表現方法で立体造形作品を出展し、その完成度とプレゼンテーションを競い合う大会になります。本校模型部からは、ジオラマ作品をメインに製作しているメンバー7名(壽惠村尚、倉重賢一郎、國谷颯雅、石谷晴翔、市村圭佑、髙田将太郎、趙璟康)が、「静寂の積もる銀山温泉」というタイトルの作品を出展しました。山形県の銀山温泉の風景を再現した作品です。
諸事情によりなかなか完成までたどり着けず、当初の目標も十分に達成できないまま本番を迎えてしまいました。なおかつ作品を会場へ郵送する過程で不十分な梱包ゆえに不具合が生じ、作品の一部に修復が必要になるなど、前途多難なスタートとなりました。こうしたなかでも部員たちは現地で来場者へ積極的に作品を解説し、審査対象となるプレゼンテーションでは、作品のポイントを詳細に説明しつつも随所に笑いをちりばめた見事なパフォーマンスを行いました。また、特に川の水面の表現について、展示をご覧になった方々からお褒めの言葉をいただけました。
大会中は参加者兼運営スタッフの一員として、来場者への案内も担いました。くわえてユーモ豊橋を取り上げた地元のラジオ局(やしの実FM)の特番内でインタビューを受けるなど、作品出展以外にも多くの経験をすることができました。
いろいろな経験をすることができた今回の遠征ですが、他校の高い技術力を誇る作品に部員たちは大いに刺激を受けたようです。学ぶことが多い大会となりました。一方で、海城模型部内での連携や協調性が評価され、今大会では「ベストチームワーク賞」を受賞することができました。造形技術や工作技法の向上は今後の課題として継続していきますが、一朝一夕には獲得できない部員たちのチームワークを評価していただき、顧問一同大変誇らしく思います。活気にあふれながらも和気藹々とした雰囲気、そして部員一丸となってより良い作品を作ろうという思いが、本校模型部の強みであると改めて実感しました。
今回の反省点を踏まえ、今後の活動に邁進していきたいと思います。引き続き応援を宜しくお願いいたします。